このページでは、サーバー室に監視カメラを設置する重要性・カメラ選び・VMSソフトを活用した映像管理のポイントなどをまとめています。
サーバー室には、社内システムを支える重要機器や機密情報が集約されています。監視カメラを設置することで、不審な立ち入りの抑止だけでなく、機器トラブルが起きた際の状況確認や原因究明にも役立ちます。
一方で、サーバー室はスペースが限られるケースも多く、既存LANを使用するIPカメラではネットワークへの影響が懸念される場合があります。導入時は、防犯性と運用面の両方を考慮し、サーバーに負荷をかけにくい監視システムを選ぶことが重要です。
サーバー室では、IPカメラを既存LANに接続すると、ネットワークに影響を与える可能性があります。AHDカメラは同軸ケーブルで映像を送るため、サーバーとは独立した監視システムを構築しやすいです。
配線距離が短い環境であれば導入しやすく、サーバー運用への負荷を抑えつつ映像を記録できます。既存ネットワークへの影響を避けたい場合は、AHDカメラの採用を検討すると良いでしょう。
サーバー室は照明を落とす時間帯もあるため、暗所でも撮影しやすい赤外線照射機能付きカメラが適しています。室内に設置する場合は、丸いフォルムのドーム型を選ぶと、監視されている印象や圧迫感を抑えることが可能です。
また、サーバー室が狭い場合は、大型モニターではなく非常用の小型モニターを設置し、通常は事務所内のPCから映像を確認する方法もあるでしょう。
VMSとは、Video Management SystemまたはVideo Management Softwareの略で、監視カメラの映像を記録・管理するためのソフトウェアです。NVRも映像の録画や管理に使われますが、録画に必要なソフトウェアやストレージ、インターフェースを内蔵した録画機器である点が異なります。
NVRは小規模な監視に導入しやすい一方、VMSはソフトウェアのため、カメラ台数や拠点数に応じて柔軟にシステムを構築しやすいのが特徴です。導入時は、現在の監視規模だけでなく、将来的な増設や運用体制も踏まえて選びましょう。
1拠点でカメラ台数が少ない場合は、NVRで対応できるケースもあります。一方で、導入予定のカメラが多い場合や、将来的に監視範囲を広げたい場合は、拡張性の高いVMSソフトが選択肢になるでしょう。
複数拠点のサーバー室を管理する場合も、映像を一元管理しやすくなるため、拠点ごとに確認する手間を抑えられます。現在の監視規模だけでなく、今後の増設や運用体制を踏まえて検討することが重要です。
長期的に運用する場合は、カメラ台数や管理拠点の変化に対応しやすい仕組みを選ぶと良いでしょう。
サーバー室への導入事例では、既存LANへの影響を避けるため、IPカメラではなくAHDカメラを採用したケースがあります。配線距離が短い環境だったため、同軸ケーブルを用いた独立した監視システムを構築。非常用の小型モニターと録画機器をサーバー室内に設置しました。通常は事務所内のPCから映像の確認が可能となり、省スペース化と利便性を両立しています。
利用者からは、独立したシステムのため不具合時の原因確認や交換がしやすく、PCでいつでも映像を確認できて便利だという声がありました。
サーバー室に監視カメラを導入する際は、防犯性だけでなく、既存ネットワークへの影響や設置スペースも考慮する必要があります。AHDカメラなど環境に合う機器を選び、管理規模や将来の拡張性に応じてVMSソフトなどの映像管理システムを検討しましょう。
新たにVMSソフトを導入するにあたって見るべきなのは、自社にとって必要最低限の条件を満たしたVMSソフトかどうかです。
そこで、業界ごとに必要とされる機能を分析し、おすすめの3製品を選定。自社に合ったVMSソフトの導入により、現場の監視員や現場監督の作業効率化が叶います。



※2024年10月末調査時点、公式HPより