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VMSの使い方とは?基本と運用テクニック

目次

VMS(Video Management System)は、映像を一元的に管理・制御できるソフトウェアとして、監視業務の中核を担っています。本記事では、VMSの導入後に知っておきたい基本操作から、実務で役立つ運用テクニックまでをわかりやすく解説していきます。

VMSの使い方の基本操作を知る

初期設定:カメラの登録とネットワーク接続

VMSの利用を開始するには、まず監視カメラとの接続設定が必要となります。IPカメラであれば、VMS側のインターフェースからカメラのIPアドレスを入力し、正常に映像が取得できるかを確認します。その際、ネットワークの安定性やセキュリティ設定の整備も欠かせません。特に通信暗号化やファイアウォール設定など、外部からの不正アクセスを防ぐ環境づくりが重要です。複数台のカメラを登録する場合は、グループごとに管理することで操作性も高まります。

映像の録画と保存:スケジュールとストレージの管理

映像データの録画管理では、不要な録画を避けるためにもスケジュール機能を活用することが効果的です。たとえば、営業時間中のみ録画を行うよう設定することで、ストレージ容量を節約しつつ必要な情報を確保できます。保存期間についても、自社の運用ポリシーに基づいて適切な日数を設定しておくと安心です。また、保存先としてローカルディスクだけでなく、NASやクラウドとの連携も可能なため、運用規模に応じた柔軟な設計が求められます。

録画データのバックアップと保全対策

VMSを運用するうえで、録画データのバックアップは非常に重要な要素となります。特に長期間にわたって映像を保管する場合や、災害・機器トラブルに備える必要がある業種では、二重の保存体制が求められます。一般的には、ローカルストレージとクラウドストレージの併用が効果的です。さらに、定期的なバックアップスケジュールをVMS側で自動化することで、人的ミスのリスクも軽減されます。保存形式や暗号化設定にも注意を払い、安全かつ確実に映像を保全することが大切です。

映像の再生・検索機能の活用方法

VMSには録画映像を効率的に確認できる再生機能が搭載されており、日付や時間帯を指定して目的の映像に素早くアクセスできます。さらに、動体検知やイベントログとの連携によって、特定の出来事が発生した瞬間だけを抽出することも可能です。これにより、膨大な録画データの中から必要な部分だけを的確に探し出せるため、確認作業にかかる時間を大幅に短縮できます。スムーズな運用のためには、日常的に再生機能に慣れておくことが重要です。

VMSを活用した効果的な運用テクニック

アラート設定と通知機能の活用法

VMSの中でも特に便利な機能のひとつがアラート通知です。カメラ映像に異常が検知された際、自動的にメールやポップアップなどで警告を送ることができます。たとえば、動体検知やラインクロス、音声検知などを条件に設定することで、通常とは異なる動きがあった場合に即座に対応できる体制を整えられます。セキュリティレベルを高めたい場合や、常時監視が難しい環境では非常に有効な手段といえるでしょう。通知先の端末やタイミングも自由に調整できる点が特徴です。

ユーザー管理とアクセス制限の設定

VMSは、複数ユーザーによる運用を想定して設計されており、ユーザーごとに操作権限を細かく設定することができます。たとえば、管理者には全機能の利用を許可し、閲覧のみを行うユーザーには再生権限のみを与えるといった制御が可能です。こうした機能により、誤った設定変更や映像削除のリスクを最小限に抑えることができます。また、社内の情報セキュリティポリシーとの整合性も確保しやすく、安全性と業務効率の両立が図れます。

VMSの拡張機能や外部システムとの連携

VMSは単体で完結するソフトウェアではなく、外部システムと連携することでさらなる運用効率化が図れます。たとえば、AIによる人物・車両の自動判別機能や、入退室管理システムと連動させたログ連携などがその一例です。また、録画データをクラウドに自動保存することで、災害時のデータ保全や遠隔地からの閲覧も実現できます。既存の業務インフラとの親和性を考慮しながら、柔軟にカスタマイズできる点がVMSの大きな魅力です。

【業界別】
必要な機能から見つける
おすすめのVMSソフト3選

新たにVMSソフトを導入するにあたって見るべきなのは、自社にとって必要最低限の条件を満たしたVMSソフトかどうかです。
そこで、業界ごとに必要とされる機能を分析し、おすすめの3製品を選定。自社に合ったVMSソフトの導入により、現場の監視員や現場監督の作業効率化が叶います。

複数拠点や大規模施設を管理する
製造業や物流施設向け
SK VMS
(システム・ケイ)
SK VMS(システム・ケイ)
画像引用元:システム・ケイ公式HP
https://sk-vms.systemk.co.jp/
おすすめの理由
  • ネットワーク障害時に自動でサーバーが切り替わり、生産ラインや倉庫稼働を止めず損失を防ぐ
  • 18,996機種のカメラに対応(※)既存機器を活かし複数拠点を一元管理し誤出荷も抑止
  • 最大10,000台のカメラを統合管理し、事故検知や監査対応に活用しつつコストを削減
一時的に防犯カメラを設置したい
建設業や
ハウスメーカー向け
Safie
(セーフィー)
Safie(セーフィー)
画像引用元:セーフィー公式HP
https://safie.jp/
おすすめの理由
  • 月額課金制のため、建設現場など一時的に防犯カメラを設置する場合にコスト削減ができる
  • クリアな映像や音声を使った遠隔管理や指示出しによって、現場監督の移動時間を軽減できる
  • ヒトやモノの動きを検知する機能がついており、無人状態になる建設現場の夜間のセキュリティ管理が可能
緊急時に迅速な対応が必要な
自治体や医療機関向け
ArgosView
(パナソニック ネットソリューションズ)
ArgosView(パナソニック ネットソリューションズ)
画像引用元:パナソニック ネットソリューションズ公式HP
https://www.argosview.jp/
おすすめの理由
  • 救急患者の映像や搬送中のライブ映像を病院側で確認でき、搬入体制を整えられる
  • 気象庁や機関が発信する災害情報を集約。緊急情報として現場に自動配信ができる
  • 地震感知器などを別途購入することなく、災害状況を迅速に把握できる

※2024年10月末調査時点、公式HPより

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