「監視カメラの台数を増やしたいが、クラウド録画だと月額のランニングコストが高すぎる…」
工場や物流倉庫など、数十台規模のカメラを運用する現場では、こうした費用のお悩みが尽きません。実は、カメラの台数が一定(目安として10台〜)を超える場合、月額課金制のクラウド型よりも、買い切り型の「オンプレミス型VMS」を選んだほうが、5年間の総額で数百万円単位のコスト削減になるケースが多くあります。
本記事では、VMS導入にかかる費用の全体像と、クラウド型とオンプレミス型の「損益分岐点」について、具体的なシミュレーションを交えて解説します。
VMS(映像管理システム)の費用を考える際、最も重要なのは「初期費用」だけでなく「長期的なランニングコスト」を含めた総額(TCO)で比較することです。
店舗や小規模オフィスなど、カメラが数台程度であれば「クラウド型」が手軽です。録画サーバー(レコーダー)を購入する必要がないため初期費用を安く抑えられます。月額費用も数台分であれば大きな負担にはなりません。
工場や倉庫、商業施設などでカメラが数十台〜100台規模になる場合、評価は一変します。
クラウド型は「台数 × 月額」で課金されるため、台数が多いと毎月の固定費が膨大な金額になります。一方、オンプレミス型(SK VMSなど)は「ライセンス買い切り」のため、初期投資こそ必要ですが、月々のソフト利用料は0円です。
【50台を5年間運用した場合のコストイメージ】
このように、2〜3年使い続けるとコストが逆転し、長期利用が前提の生産現場や施設管理では、オンプレミス型の方が圧倒的にコストパフォーマンスが高くなります。
カメラの性能(画質、暗視、AI機能、防爆仕様など)によって価格が変動します。重要なのは「専用カメラが必要か、汎用カメラが使えるか」です。特定のメーカーしか使えないシステムの場合、カメラ単価が高止まりする傾向があります。
映像を保存するための録画サーバーやHDD、ネットワーク機器の費用です。クラウド型ではサーバーが不要ですが、高画質録画を行う場合は高額なインターネット回線費用が必要になることがあります。
新規設置には配線工事費(1台あたり数万円〜)がかかります。しかし、すでに同軸ケーブルやLANケーブルが敷設されている工場などで「リプレイス(入れ替え)」を行う場合、既存の配線をそのまま流用できるVMSを選べば、この工事費を大幅にカット、あるいはゼロにすることが可能です。
「ライセンス買い切り型」のオンプレミスVMSを選択することが、最大の削減策です。特にSK VMSのようなシステムは、月額利用料が発生しないため、予算決裁が一度きりの初期投資で済み、毎年の予算確保に頭を悩ませる必要がありません。
「マルチベンダー対応」のVMSを選ぶことで、コストを劇的に圧縮できます。例えばSK VMSは993メーカー・28,000機種以上のカメラに対応しているため、今ある他社製カメラや古いアナログカメラを捨てずに、そのまま最新の監視システムに組み込むことが可能です。これにより、カメラ本体の買い替え費用と廃棄費用を削減できます。
動作が軽量なVMSソフトウェアを選ぶことも重要です。重いソフトではハイスペックなサーバーが何台も必要になりますが、軽量なものであれば、1台のサーバーで管理できるカメラ台数が多く、サーバー購入台数を減らすことができます。
VMSの費用対効果は、「規模」と「期間」で決まります。
数台の導入であればクラウド型が手軽ですが、工場や倉庫などで数十台以上のカメラを長期運用する場合、トータルコストでは「オンプレミス型(買い切り)」が数百万円単位で安くなるケースがほとんどです。
「今のカメラ台数だと、クラウドとオンプレミスどちらが得か?」「既存のカメラを流用して安く導入できるか?」など、コストに関する疑問があれば、ぜひ一度無料の概算シミュレーションから検討してみるとよいでしょう。
新たにVMSソフトを導入するにあたって見るべきなのは、自社にとって必要最低限の条件を満たしたVMSソフトかどうかです。
そこで、業界ごとに必要とされる機能を分析し、おすすめの3製品を選定。自社に合ったVMSソフトの導入により、現場の監視員や現場監督の作業効率化が叶います。



※2024年10月末調査時点、公式HPより